| このたび、「米国パブリック・シテイズン(消費者団体)から、ボツリヌス菌毒素による注射で死亡例がでているので添付文書を改定し医師等に警告を出すよう、FDAへの要請が提出された」とのニュースが最近の新聞・TV等にて報道されました。本件につきまして、米国アラガン社(発売している会社)の正式コメントのうち、特に美容治療に関する箇所のみ日本語要約を載せてみます。
(日本語要約)
米国アラガン社では、ボトックス美容治療用にFDAの承認を受けてから現在まで何百万人の方に、美容目的で施療されてまいりましたが、これが原因で死亡したという症例は1例もありません。
このたび米国のパブリック・シテイズンが取り上げたボトックス美容施術を受けた患者さんは、2004年冬に亡くなった方ですがこの方の死亡原因はブドウ球菌性肺炎による合併症でした。この方がボトックスの治療を受けたのはその7週間前のことであり、ボトックス治療で亡くなったのではありません。ボトックスは医療治療用(痙性斜頚、斜視、眼瞼痙攣)としてすでに18年前にFDA承認を受けており、これらの症例では基礎疾患そのものに神経的な障害があります。ですが、このような症例においてさえもボトックスの重大な副作用報告はまれです。・・・・
ということで、今回のもまたマスコミの一時的な誇大報道で、ボトックスは従来通り美容治療に欠かせないアイテムの1つです。
|