包茎手術について｜京都・滋賀の皮膚科・美容皮膚科・形成外科 大西皮フ科形成外科医院【大津石山,四条烏丸】

包茎手術

包茎とは

包皮が亀頭を包み込み、亀頭が露出できない状態です。
通常、幼少時期は包茎で、二次成長が終わる頃には陰茎の成長とともに亀頭が露出しますが、 二次成長後も亀頭が包皮に覆われたままの状態を包茎といいます。
日本人の成人男性の場合、約半数は包茎に悩んでいると言われています。

真性包茎

包皮口が亀頭より狭いため亀頭が全く露出できない状態です。常に包皮を被っているため、きれいに洗えないのはもちろんの事、包皮炎や亀頭炎を起こすこともあります。さらには、包皮口がとても狭いと排尿障害を起こす場合もあり、その状態が続けば腎障害の原因にもなり得ます。

仮性包茎

通常時は包皮が亀頭を包み込み露出できないが勃起時には剥ける状態、または包皮が被っているが剥こうとすれば剥ける状態です。 包皮口はある程度の大きさがありますが包皮が余っているために起こります。
治療の必要のない軽度のものから手術した方がいい重度のものまであります。

包茎を放置した場合

包茎を放置すると亀頭と包皮の間に尿が停滞しアカやゴミがたまります。
その結果、感染症をおこしやすく臭いの原因となります。そのような不衛生な状態でパートナーに接するのも良くありません。

当院での手術法

切開線を亀頭環状溝近くにデザインします。患者様一人ひとり、包皮の厚さ硬さに個人差がありますので、その方に応じたオーダーメイドのデザインを行います。
術後は、数日間タイオーバー固定という厚めのガーゼで固定し、内出血を最大限に抑えます。基本的に吸収糸を用いますが、抜糸を行う方が早くきれいに治るので、抜糸に来ていただく場合もあります。
タイオーバーを外せば、シャワーは可能です。
傷跡は亀頭直下に一致するため、時間と共に目立たなくなります。腫れ・むくみは１～2ヶ月かけてひいていきます。性行為は術後約1ヶ月より可能です。

手術の流れ

[1. 手術前]

男性器の状態(長さ・太さ・まがり具合など)や、皮膚の厚みなどを確認します。

[2. デザイン・切除]

通常・勃起それぞれの時の状態を想定し、余剰分の包皮を測定します。ミリ単位の精度、作図にもこだわって切除します。

[3. 縫合]

切除した包皮を亀頭直下(カリ首直下)で精密縫合します。男性器の裏面の切除ラインを丁寧かつ繊細に縫合します。

[4. 完成]

麻酔以外、痛みを感じることなく手術は終わります。縫合したラインは亀頭直下で、傷跡も目立ちません。そのため仕上がりは綺麗で自然です。(手術時間は30～60分程)

お悩みの方へ

包茎について悩んでいる男性は非常に数多くいらっしゃいます。 デリケートなお悩みのため、病院を受診することにためらいがある方も多いかもしれません。
しかし放置してしまうと、臭いが気になったり、更には雑菌が繁殖して炎症を起こすなど衛生面での問題があります。 さらには、見た目のコンプレックスや、機能的な不都合、痛みを伴うなど様々な問題を抱えることになります。
男性にとってとても大切なことです。男性医師が診察・ご相談等、対応いたしますので一人で悩まずにぜひ一度ご来院ください。

■起こりうる事・副作用

・術後2～3週間ほど、陰茎皮膚に腫れが生じます。
・合併症として、内出血、感染、引きつれ、キズ跡、左右差、感覚鈍麻など。
・亀頭のブツブツ（フォアダイス）

料金