AGAの治療で最も使用されるフィナステリドを主成分とする治療薬です。フィナステリドはAGAの原因となる男性ホルモンのジヒドロテストステロン（DHT）の生成を抑制する働きがあり、DHTの作用によって乱れたヘアサイクルを正常な状態に戻していく効果があります。薄毛の原因を根源的に改善して、AGAの進行を遅らせます。
またプロペシアは副作用の心配が低く、安全性の高い治療薬としても知られています。

2016年から日本で販売されるようになったAGA治療の新薬です。高い治療効果を持ち、現在広くAGA治療に用いられています。
デュタステリドを主成分に持ち、プロペシアと同じくDHTの生成に関与する5α‑リダクターゼの働きに作用しますが、サガーロは5α‑リダクターゼのⅠ型とⅡ型の両方に作用するので、プロペシアよりも強力にAGAの進行を抑制することができます。

発毛効果の高い有効成分であるミノキシジルを含む育毛剤です。シリーズにより有効成分の濃度や含有成分が違いますが、当院ではミノキシジルを15％含む「リグロースラボM15」を処方しています。高濃度の有効成分を含むため、市販の育毛剤よりもさらなる効果が期待できます。またリポソーム技術により、これまでミノキシジル外用薬で不安要素であった頭皮への浸透力を高め、効果的な治療を実現しました。

髪の毛が自発的に発毛する機能を再生する治療法です。注射により毛母細胞に直接成長因子を注入していくことにより、発毛を促します。また注入された因子によって活性化された細胞は、自らも成長因子を発生させることができるようになり、自発的な発毛機能を取り戻していきます。プロペシアやサガーロが使用できない女性のFAGAの治療にも取り入れられている治療法です。