2019.07.23

赤ら顔に悩む方に知って欲しい「ノーリス」

治療が難しい「赤ら顔」とは


洗顔時、スキンケア時だけでなく、常に顔が赤い・・・
小さい頃からほっぺが赤い・・・

お顔の赤みは、
その赤みを消すために厚化粧になったり
または上手く隠せず思うようにいかなかったり、
人に赤い顔を見られるのが恥ずかしかったり、
コンプレックスになることが多い症状です。


赤ら顔は、皮膚の下にある毛細血管が拡張・炎症を起こして、
その赤みがお顔の表面上に現れてしまっている状態です。

その原因はさまざまで、
・温度による血管収縮反応
・紫外線やアレルギー(花粉など)の外的刺激
・お肌の擦りすぎ、スキンケアのし過ぎ
・炎症が治まってもいつまでも赤いニキビ跡
・アルコールやコーヒー、辛いものなどの食品の刺激
・更年期障害や糖尿病の為
・ホルモン系の機能障害や胃腸障害ののぼせ
・ステロイド外用剤をお顔に長期的に使用した為
 (ステロイド酒さ)
・精神的ストレス
など、ご自身でコントロールが難しかったり、
原因が複雑に絡み合っていたりすることが多いです。
その為、赤ら顔の治療は難しいと言われています。

赤ら顔はお顔全体に赤みが出る方もいれば、
頬や鼻、額といった部分的に赤みが出る方もいます。
赤みの強さもその方によって異なります。

「酒さ」とは


赤ら顔でご来院された方の中には、
「酒さ」と診断される方もいます。

この酒さですが、赤ら顔とイメージが似ていますが、
酒さの症状の進行度合いによって若干違ってきます。

①初期
初めは充血したような赤みが症状としては起こり、
次第に毛細血管が拡張し、常時赤みを帯びた状態になります。
この時、皮膚が敏感になって痛みや不快感などを感じる方もいます。

②炎症期
赤みは継続したまま、無菌性の小さな発疹や膿疱を生じます。
(この為、酒さは大人ニキビとも呼ばれています。)

③進行期
鼻や頬の毛包が大きく盛り上がり、腫瘤状(一部分が塊のよう)になります。
日本人は重度になる場合は少ないと言われています。


酒さは、男女関係なく20代の方~中高年以降の方まで
幅広く悩まれている疾患です。

他にも毛細血管が拡張して
皮膚表面に赤みが出てしまう『毛細血管拡張症』

赤いほくろのように皮膚に現れる『老人性血管腫』などがあります。
老人性血管腫は「老人性」という名称ですが、
年齢に関係なく出現します。
赤いポツポツとした点が
お顔だけでなく、首、胸元、背中、腕などの体中に現れます。

赤ら顔・酒さの治療方法


当院では、様々な赤ら顔・酒さの治療法をご用意しています。

●ノーリス(I2PL)
●VビームⅡレーザー 
●ミノマイシン内服
●漢方薬(十味敗毒湯、桂枝茯苓丸加薏苡仁など)
●メトロクリーム
●ドクターズコスメ
機器を使った治療、内服薬、外用薬があります。

特に2019年4月より導入した光治療機『ノーリス』は、
ダウンタイムがほとんど無いのに、
VビームⅡレーザーよりも効果があるほどで
本当にオススメの治療です。

赤ら顔・酒さに悩んでいる患者様に
一人でも多く試して頂きたい治療方法です。

どうしてそんなにオススメなのか、その理由をご説明します。

ノーリス・おすすめポイント①


『赤みに効く治療法』

赤みの治療と言うと、VビームⅡレーザーがありますが、
ノーリスとVビームⅡレーザーの治療は異なります。

VビームⅡレーザーは、その名のとおり、
レーザービームのイメージのような
単一の波長の照射を行います。

単一の波長ですので、パワーも集中して
深部にまで届くことができるので、
深い部位の治療が可能です。

それに比べ、ノーリスは、
カメラのフラッシュのような
波長を幅広く取り出した光で照射を行います。
その為VビームⅡレーザーとは違い
広い派長でマイルドな照射になります




ノーリスの照射する照射光もVビームⅡレーザーと同じく、
赤みの原因であるヘモグロビンに反応します
またそれだけでなく広い波長幅を持っている為
他の効果も持ち合わせているのが最大の特徴です。
ノーリスの照射光の波長にはシミやハリなどに効果のある
波長が含まれています。

また、赤みに効く浅い部位の照射光であるため、
レーザー治療後の炎症後色素沈着を起こさせない方法として
レーザー治療後2~3週間後に
ノーリス照射をすることもあります。

VビームⅡレーザーを当てるほどではないけど
血管がはっきりしないくらいの全体的にうっすら赤みや、
治ったはずなのにいつまでも赤いニキビ跡などに
ノーリスは効果的です。

ノーリスは『スポット照射』も出来るので、
小鼻などの小さな場所の赤みにも治療が出来ます。

ノーリス・おすすめポイント②


『ダウンタイムがほとんどない』

キレイになりたくて治療に来られた方にとって
このダウンタイムがないと言うことは、
本当に大切なポイントだと思います。

先述したとおり、
ノーリスの照射光は赤みの原因となるヘモグロビンや、
シミの原因となるメラニン色素などにのみ反応する光です。
照射を行うことで、皮膚のターンオーバーが活性化され、
ターンオーバーと共に剥がれ落ちるか、
体内のいらない細胞をお掃除してくれている
マクロファージという細胞が
消化活動を行ってくれますので
ダウンタイムが本当に、ほとんどありません。

ダウンタイムをなるべく無くしたい方には、
VビームⅡレーザーよりもノーリスの方がオススメです。


ノーリス・おすすめポイント③


『複合的な治療ができる』

ノーリスの幅広い波長は、
赤み以外のお悩みにも効果があります。
実際に赤みのお悩みで診察に来られた方の多くは、
シミやお肌のハリなど複数のお悩みもお持ちです。

また、
初めての美容治療で
何をしたらいいのか分からない・・・
いろいろ悩みがありすぎて選べない・・・
などの方にも、ノーリスであれば
ほんのりとした赤みやお肌のシミ、ハリ感アップにまで
効果的な治療ができます。

ノーリスの治療は、赤みだけでなく、
「総合的にお肌のレベルを引き上げる治療」です。
赤み治療だけでなく、
その先にある「キレイなお肌になりたい」という
女性の願いに応えてくれるのがノーリスです。

当院ではその願いをさらに叶える為に
ノーリスとメラフェードの併用もオススメしています。
お顔全体を総合的に治療をしてくれるノーリスと、
お肌の内部から活性化してくれるメラフェードを併用することで
効率的にキレイへと導いてくれます。

メラフェードは、ゼオスキンのように
赤みや乾燥、皮膚の剥離などの反応がほとんどない
お肌の弱い方でもご使用頂けるトレチノイン療法なので、
ダウンタイムが不安な方にもオススメです。

つらい「赤み」を治療する


シミを治療しても赤みが邪魔をして
理想のお肌になれない・・・

お肌は1枚の布ではなく、
その下に何枚も重なった層になっています。
上の一枚を真っ白にキレイにしても、
その下の色が透けて見えてしまっては意味がありません。

赤みで悩まれている方、
ぜひ一度当院にカウンセリングにお越し下さい。
患者様のご希望に合わせた治療を一緒に探させて頂きます。


【赤ら顔・酒さの治療】
★ノーリス

↓詳しくはこちらから↓
https://www.onishiskinclinic.com/bihada/nordlys/index.html

★VビームⅡレーザー


 


大西 勝        【記事監修】
大西 勝 院長
医療法人 大美会
大西皮フ科形成外科医院

国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。



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