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※休診日は木曜・日曜・祝日。
※13:00~14:00は対応外です。
2025.10.02

お顔にあるほくろに、コンプレックスを感じる方もいらっしゃるでしょう。
ほくろはご自身で取ることができないので、クリニックでほくろ除去の治療を受ける必要があります。
しかし中には「ダウンタイムが気になって、ほくろ除去に踏み切れない」という方も多いため、これからほくろ除去後のケアやダウンタイムについて解説します。
ほくろ除去治療の術後の過ごし方についても触れているので、ほくろ除去を検討している方はぜひ参考にしてみて下さい。

ほくろをクリニックで除去した後のホームケアで、「これで本当に合っているの!?」と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
キレイな肌に仕上げるためにも、クリニックで伝えられたホームケアを正しくすることが大切ですので、以下の手順を守って行いましょう。
※まず、クリニックで渡されたケアセット、「ガーゼ(デルマエイド)」「茶色いテープ」を確認します。
STEP1
ガーゼを取り出し、真ん中を裂いて2枚にします。この時、ガーゼの中綿は残して下さい。
STEP2
軟膏を適量綿棒などに取り、患部に優しく塗って下さい。
STEP3
2枚に裂いたガーゼを、ほくろよりも一回り大きく切り、ガーゼの「ツルツルの面」を患部に貼って下さい。
STEP4
その上から茶色いテープを貼り固定します。
入浴や洗顔時には剥がしてから、洗顔などを行って下さい。その後はまた軟膏を塗ってガーゼで保護して下さい。このホームケアを約1週間続けて頂き、経過診察にお越し下さい。

ほくろ除去のダウンタイム中は、毎日の生活でも次の点を意識して過ごしましょう。
入浴やシャワーは軽めにすませる
ほくろ除去当日の入浴やシャワーは、患部の炎症や出血を防ぐため軽めに行いましょう。施術当日は、シャワーだけで済ませた方が無難です。
また、施術後しばらくは患部にテープを貼ったままで、シャワー時などではできるだけ濡らさないよう気をつけましょう。
運動や飲酒は控える
運動や飲酒は、血行を促進させる効果があるため、ダウンタイム中に行うと、出血しやすくなりダウンタイムが長引く可能性があります。
術後の患部が落ち着くまでは、運動や飲酒は避けるようにして下さい。
患部に刺激を与えない
術後にできたかさぶたを取ったり、傷跡を触ったりなど、刺激を加えないよう気をつけましょう。洗顔時には患部を擦らない、刺激の強い化粧品を避けるなどを心がけるように。
ダウンタイムを長引くだけでなく、炎症後の色素沈着の原因にもつながります。
患部を避けてメイクやスキンケアをする
施術当日からメイクをする場合も、テープが貼ってある箇所を避けて行います。患部へのメイクは、術後11日以降から可能です。
また、化粧水や乳液の成分によっては傷口の炎症を起こす可能性があります。施術当日は患部に直接塗布しないよう気をつけましょう。
しっかり紫外線対策する
施術から半年間ほどは紫外線対策をちゃんと行うことが大切です。
紫外線対策を怠ると、ほくろが再発したり、新しいほくろやシミができたりすることもあります。そのようなことを避けるためにも、ほくろ除去後は日傘や日焼け止めなど紫外線対策をしましょう。
また、日焼け止めは紫外線吸収剤フリーや、無着色、無香料のものなど低刺激のものを使うことで肌への負担をより軽減しましょう。

<レーザーや電気メスの場合>
レーザー治療では、ほくろの細胞を最小限の範囲でレーザー照射して消滅させ、その傷跡の周りから皮膚が再生されていきます。
患部の赤みなどは3〜6ヶ月かけて徐々に落ち着いていきますが、跡が目立たなくなるまでにはそれ以上かかることもあります。
電気メスで除去した場合は、レーザー治療と比べて傷が深く、凹みを起こすリスクが高くなると考えられるため、跡が消えるまでもう少し長くかかる可能性があります。
<切開の場合>
個人差はありますが、1〜2ヶ月ほどで皮膚が形成され、徐々に目立たなくなっていきます。切開による除去では、ほくろを含めた皮膚全層を切開除去し、その傷を糸で縫って閉じます。そのため細い線の傷跡ができ、長さは元のほくろの約2倍の長さになります。
傷の赤みは3〜6ヶ月で落ち着いていきますが、目立たなくなるまでに6か月以上要することもあります。
ただし、ほくろが大きかったり位置が微妙な場所だったりすると、凹凸になる可能性もあります。

ほくろ除去後の傷跡をメイクで隠したい場合、施術後いつからメイクが可能なのでしょうか。一般的なレーザーと切除法のそれぞれについてご説明します。
<レーザー治療の場合>
レーザーで除去した後、10日前後は保護テープをして頂き、傷口が塞がったらメイク可能となります。
その際に、強くこすったりしないようにして下さい。まだ肌が再生しきっていない段階ですのでこすると治りが遅くなったり、跡が残ったりするので注意が必要です。
赤みが取れるのがだいたい3ヶ月ほどかかりますので、その間は優しいタッチでメイクをするようにしましょう。
<切除法>
肌の深くまで広がるほくろ除去でよく用いられる切除法では、術後1週間ほどで抜糸があり、傷跡の状況を医師が確認して問題なければメイクが可能となります。
切除法の場合は、できるだけ刺激を与えないようにしながら生活しましょう。
「ダウンタイムはどのぐらい続くの?」、「除去後の経過はどうなるの?」など、ほくろの施術について様々なご質問や、お悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
当院では、複数の施術の中から患部の状態や患者様のご希望に合わせて、術後の傷跡が残りにくくなるような方法を提案しています。
また出血のリスクが高い時や、傷跡(赤み・色素沈着・ケロイド)が残っている場合にもそれぞれ治療方法がありますので、ほくろ除去を検討されている方は、当院までお気軽にご相談下さい。
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【記事監修】 大西 勝 院長 医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。 |
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