ニキビができる原因・種類・場所とは？

お肌の悩みの中でも、
ニキビって目立つので嫌ですよね。

ニキビがお顔に1つあるだけで、
気分が落ち込み気になって仕方がないですよね。

ニキビの悩みと言っても、
繰り返しできる大人ニキビや
若い頃のニキビ跡など悩みは人それぞれ。

薬用のニキビケアを使ったり、
しっかり朝晩洗顔していても
できてしまうニキビ。

ニキビは顔の皮脂だけではなく、
ホルモンバランスや食べ物の影響など
色々な要因が重なって発生します。

思春期の頃にはできなかったのに
大人になってからニキビが気になるようになり、
その原因がわからないという方も
多くいらっしゃいます。

ニキビができてしまうのには
いくつか原因があると言われています。

ニキビができる原因として、
最も知られているのは
皮脂汚れのせいでお肌が「不衛生」に
なっていることが挙げられます。

皮脂が毛穴を塞いで炎症が起こり、
ニキビが出来ている可能性があります。

ニキビを発生させると言われる「アクネ菌」は、
酸化した皮脂や
雑菌が繁殖した不衛生な状態の肌だと
増えやすいと言われています。

脂っぽい肌だとニキビができやすいという
イメージがありますが、
逆に乾燥することによっても
ニキビはできてしまいます。

外気や紫外線などでお肌が乾燥すると、
お肌のバリア機能が低下します。

そこでお肌がSOSを感じ、
肌を保護するために
皮脂をたくさん分泌することがあります。

その為、普段は乾燥しているのに
皮脂が原因でニキビが
できてしまうことがあるんです。

そして、ストレスやホルモンのバランスの変化も
皮脂量に影響するため
ニキビの原因になります。

また、ニキビは角質が厚くなると
できやすいと言われています。

よく顔を触ったり、
顔をゴシゴシ洗い摩擦が起きると、
ダメージから守るために
皮膚が厚くなっていきます。

また、年齢とともにターンオーバーが遅くなると、
肌の生まれ変わりが穏やかになり
「角質肥厚」という状態になりやすくなります。

ニキビは、赤く炎症を起こしている時もあれば、
ポツッと白いものが見える時もありますよね。

ニキビには色の違いや
色によってそれぞれ段階があります。

一般的にニキビを色で分けると
白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビの3つに
なると言われています。

目立ちやすい赤ニキビは、
見た目の通り炎症を起こしている状態。

白ニキビは皮脂が出ていますが
炎症はしていない状態。

そして、皮脂が酸化し
黒ずんでいる状態が黒ニキビです。

一般的には赤ニキビが発生して白ニキビになり、
放置していると黒ニキビになります。

何回も同じ場所にニキビが
できることはありませんか？

また、ニキビ跡が色や凸凹で
残ってしまうこともありますよね。

こういった場合、ニキビを無理やり潰して、
お肌を作る部分（基底層）まで
傷つけてしまったせいで
中々新しい皮膚ができなくなっていることが多いです。

また、色が残ってしまうのは、
ターンオーバーの乱れなどで
色素沈着している可能性があります。

ニキビは顔のあらゆるパーツに現れます。

面白いのは、
パーツによってニキビができてしまう
理由が違うこと！

頬にできるニキビは
メイク汚れの残りや食べ物が
原因の事が多いです。

特に、甘い物や脂っぽいものを食べると
頬にニキビができやすいと言われています。

おでこや顎にできるニキビは、
前髪との摩擦や女性ホルモンの乱れに
よるものだと言われています。

ホルモンに影響されやすいので、
生理前におでこや顎に
ニキビがきてしまう人も多いのでは？

そして、口元のニキビは
胃腸が弱っていると現れやすく、
便秘気味の方は口周りに
ニキビができやすいと言われます。

ニキビができると目立ちますし、
なおかつ治りにくい肌悩みですよね。

ニキビができる原因もたくさん考えられるので、
複雑な肌トラブルの一つでもあります。

厄介なニキビは普段のスキンケアで予防し、
できてしまった時は
ニキビ専用の集中ケアで治していきましょう☆

ニキビには保険治療、私費治療があります。
ご自身にあった治療法については
カウンセリングで一緒に探させて頂きますので、
ぜひお気軽にご相談下さい。

【ニキビ・ニキビ跡の治療についてはこちらから】

【記事監修】 大西 勝　院長 医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成９年より大西皮フ科形成外科医院を開業。