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2020.12.24

巻き爪はなぜ起こる? 深爪だけじゃない3つの原因と治療法

爪の痛み、我慢していませんか?



足の爪が、皮膚に食い込んで起こる「巻き爪」。
パンプスを履くたびに、歩けないほどズキズキするのをひそかに耐え続けている女性も多いようです。

一般的には爪の切り方が原因と思われがちですが、深爪に気をつけても、
矯正器具を試しても治らないという深刻なケースもあります。

そこで、放っておくとどんどん進行していく巻き爪の原因を探りながら、
最適な治療方法をご紹介していきます。

 

巻き爪には3つのタイプがある! その原因と症状とは?

巻き爪は、深爪のほかにもいくつか原因があり、そこから起こる巻き爪タイプは3つに分けられます。

いったいどんな理由によって、どんな巻き爪が起きるのでしょうか。

 

最初に知っておきたい! 爪の習性

もともと爪は内側に巻いていく習性を持っています。
毎日歩くことで下からの圧力が指に均等に正しくかかり、巻く習性を防いでいますが、
それが正しく圧力がかからない状況になると巻き爪になるのです。


 

1)爪の両端が丸まるタイプ  原因⇒外反母趾や浮き指

正常な足の爪は、地面からの圧力が均等に指にかかっていますが、
それが偏ると爪の端が丸まり、爪が皮膚に食い込んで陥入爪(巻き爪)になってしまいます。

原因には、合わない靴を履き続けて足の骨がゆがみ、
母趾(親指)が「くの字」に曲がる外母趾反や、地面から指が浮いている浮き指にあります。 

 

2)横からの圧力で爪が巻くタイプ  原因⇒扁平足や外反母趾

扁平足などで、足の甲のアーチが平になることで親指がねじれ、爪の横から圧力がかかって巻いてしまうタイプ です。
原因は扁平足外反母趾などがあります。

 

3)皮膚が爪を巻き込むタイプ 原因⇒強剛母趾や制限母趾

親指の付け根が曲がらないことで先端に圧力が集中し、皮膚と脂肪が両側から爪を巻き込むように盛り上がるタイプ。
足の骨格的異常や、ゆがみが原因で発症する強剛母趾が原因です。

 

巻き爪を放置すると、こんなことが起きる⁉



巻き爪は、そのまま放っておいて治るものではありません。
逆に巻き爪を放っておくと、じわじわと悪化して、次のように症状が進行していきます。

 

ステップ1 傷ついた皮膚が炎症する

巻き爪は、爪の両端が食い込んで皮膚が傷つきます。そこから炎症を起こして痛みが生じるようになります。

  

ステップ2 傷に細菌が入り化膿する

爪が食い込んだ傷口から菌が入ると、傷口が腫れて膿みが出てきます。
こうなると自然治癒は難しいので、もし爪のまわりが化膿してきたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

ステップ3 炎症した部分に「しこり」ができる

 細菌に感染をして炎症が続いた場合は、しこりや皮膚の肉が盛り上がる肉芽(にくげ)になることもあります。
この肉芽は靴下や靴を履いた際には擦れて、出血します。

 

ステップ4 骨まで菌が入ると骨髄炎に

さらに放置すると、皮膚だけでなく「骨」にまで菌が届いて、骨髄炎を引き起こすことも考えられます。

 

当院では、症状に合った様々な治療法をご用意!

巻き爪は人によって様々な原因がありますし、放っておくと治療が長引くので、気づいたら早めに医療機関へご相談頂くことをおすすめします。

当院では、症例にあった爪矯正治療をいくつも用意しておりますので、ご紹介いたします。


町田式治療法

弾力のあるワイヤーを爪の先端に入れて、変形を矯正していきます。曲がった爪に穴を開けて装着する方法なので、

ある程度爪が伸びていないと治療ができません。
施術は5分程度で終わり、忙しくて時間がないという方にも気軽に試していただけるものです。

 

VHO式治療法


比較的軽症の方から重症まで対応できる治療法です。
専用のワイヤーを爪の形に合わせてカットして曲げ、爪に引っかけ爪の根本から矯正していきます。

出血がほとんどなく、15分程度で済むので仕事帰りの治療も可能です。
ワイヤーを交換しながら、比較的症状が軽い場合には3~6か月で完治できます。


フェノール法
フェノールという薬品で、爪を作る組織の爪母(そうぼ)を壊し、変形した爪が生えないようにする方法です。 

処置時間は15分程度で、当日帰宅ができます。通院は必要となりますが、1週間ほどの処置ですみます。
巻き込みが強い場合におすすめしたい方法です。

 

ガター法
爪が食い込んで膿んだり、肉芽ができている場合の治療法です。

アクリルのチューブを爪の端に挿入して、爪が食い込む力を分散し肉芽を押さえつけます。
当日のシャワーや翌日からの入浴も可能、1~2ヶ月すればチューブを取り外せます。

(※尚、フェノール法とガター法は保険が適用されます。)

 

痛みを我慢しないで当院へご相談ください 



巻き爪は、軽傷だと痛みが気にならない場合もありますが、放っておくとどんどん食い込みが進み、
もし細菌に感染して炎症したりすると大事に至ることも。

悪化する前にぜひ専門クリニックに相談し、治療を受けることをおすすめします。

 

当院は、経験を積んだスタッフが施術を提供するだけでなく、
患者様の爪に合っているか、ダウンタイムはどうかという点も大切に施術を行っています。

また、治療による矯正で改善した後のケアも重要になりますので、クリニックで気軽にスタッフにお問い合わせください。
ご自身の習慣も見直しながら、巻き爪を改善、予防してお悩みをスッキリさせていきましょう。

【巻き爪治療】
↓詳しくはこちら↓
https://www.onishiskinclinic.com/nail/index.html



 


大西 勝        【記事監修】
大西 勝 院長
医療法人 大美会
大西皮フ科形成外科医院

国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。



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