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2023.04.13
脇のムダ毛を処理した後に、ニキビができていた…。こんな経験ありませんか?できると擦れて痛い、脇の下のニキビ。悪化すれば、炎症を起こしたり、しこりができてしまったりすることもあります。
脇は、汗をかくと蒸れやすい場所です。制汗アイテムを使うことにより肌トラブルが起こりやすいのです。
ここでは、脇の下のニキビはなぜできるのか、どのように対策すれば良いのかについてお伝えし、脇ニキビの原因と対処法、そしてケア方法を取り上げていきます。
脇にできるニキビには、いくつか原因があり、それらが重なって引き起こされることがほとんどです。これからご紹介することに心当たりがないか、チェックしてみましょう。
汗を放置、毛穴が詰まる
脇の下にニキビができる理由は、脇は汗腺が多く汗をかきやすい、ということが挙げられます。さらに脇の下は脂漏部位と呼ばれ、皮脂が多く分泌される場所ですから、脇汗を拭わないでそのままにしていると毛穴に詰まり、細菌が繫殖してニキビができやすい環境を作ってしまいます。また衣服を身に着けた脇の下は、通気性が低く蒸れて状況が悪化しやすくなります。
剃刀、毛抜きでのムダ毛処理
毛抜きで抜いたり、剃刀を使って出血したりしたことありませんか? 肌にダメージを与えるようなムダ毛処理も、ニキビが発生する原因となってしまいます。毛抜きや剃刀、ワックスで処理するたび皮膚は傷つき、雑菌が入り込み、炎症や肌荒れの原因になります。
制汗スプレー
制汗剤は、汗を分泌する汗腺に蓋をして汗や臭いを抑えるものです。この制汗剤には、汗を吸収しサラサラ感を出すため、パウダー入りのものがあります。このパウダーが毛穴に詰まり、ニキビになることもあります。汗やニオイが気になるからといって使い過ぎると、汗の出口を塞ぎ、脇ニキビができてしてしまいます。
ストレスや睡眠不足
疲れや精神的なイライラ、睡眠不足などが続くと、免疫力が低下して肌荒れを引き起こします。ストレスを感じていると顔にニキビができたり、肌が荒れたりした経験をお持ちの方も多いと思いますが、脇の下も同様です。ホルモンバランスが崩れるような生活習慣を見直し、ストレスを溜めない生活を心がけてみて下さい。
ゴシゴシ洗いすぎ
脇の下の皮膚は薄く柔らかく、デリケートなので、少しの刺激でもダメージになることが少なくありません。特に摩擦は禁物です。スポンジやタオルでゴシゴシこすったりすると、皮膚が傷ついてしまいます。また汗拭きシートも強く拭くと傷がつき、細菌が侵入しやすくなるので要注意です。肌に合わない化粧品も脇ニキビの原因となってしまいます。
脇を洗う時は、優しく!
汗や汚れ、臭いが気になってしまう脇ですが、力を入れてゴシゴシしたり、何度もこすったりすることは避けましょう。脇の下は、細い血管が透けて見えるくらい皮膚が薄くデリケートですから、お顔などと同じように優しく扱いたい場所です。
マイルドな石鹸を使う
脇の下を洗う際には、刺激の少ない石鹸などを用いて、よく泡立てて、なでるように洗い、そっと汚れを取るようにしましょう。
また洗浄力の強い石鹸やボディソープなどは、すすぎが十分でないと成分が皮膚に残り、毛穴の詰まりを招くことがあります。
保湿はたっぷり
清潔にした後は、お顔のニキビケアと同じく、十分な保湿を心がけましょう。顔に使う化粧水でも良いですので、水分を与えて皮膚のバリア機能を高め、ターンオーバーが正常に行われるようにすると、治りも早くニキビができにくくなります。
脇ニキビ治療は、主に「抗生剤の内服、外用」や「過酸化ベンゾイルの外用」が行われています。継続することで、ニキビが消え、きれいなお肌を取り戻せることがほとんどです。お肌や体に負担をかけずに治療して頂け、また保険診療ですので、まずは飲み薬や塗り薬から始めるのも良いでしょう。
飲み薬、塗り薬の処方薬
処方薬では、炎症を抑える抗生剤があります。抗生剤は、ニキビの原因であるアクネ菌やブドウ球菌を消滅させてニキビを治していきます。
また日本でも使用認可された酸化ベンゾイルは、アメリカではすでに広く使用されていた外用薬です。
皮膚に塗ると酸素を放出し、皮膚を乾燥させてピーリング効果があり、殺菌性があります。濃度は濃いほど効果が上がりますが、乾燥も激しくなりますので、お薬は医師の診断の上、ご自身に合った内服薬、外用薬を用いることになります。
脇の毛の自己処理を繰り返すと、肌のバリア機能が弱まってニキビができやすく、すでにあるニキビも悪化させる原因の一つです。
またムダ毛や産毛があると、その部分に汚れや皮脂が溜まり、雑菌が繁殖しやすくなります。でもレーザーによる脱毛をすれば、自己処理しなくて済み、ニキビの元となる皮脂が溜まりにくく、雑菌が繁殖する要因が減ってニキビ予防につながります。
毛穴が引き締まり、詰まりにくくなる
また医療脱毛には、毛穴を引き締める効果もあります。毛穴が小さくなれば、皮脂や汚れ詰まりのリスクが抑えられ、ニキビができにくい肌をキープすることができます。レーザー脱毛によって毛がなくなると、皮脂や汚れが詰まりにくくなります。
脇の下のニキビも、お顔と同じく皮脂の詰まりや肌への刺激によって誘発されます。脇を清潔に保ち、適切なケアをするとともに、早めに皮膚科やニキビ専門クリニックなどで診察を受けることも大切です。炎症を伴っているようなニキビは、市販薬だけでは改善効果は得にくいといえますので、脇のニキビでお悩みの方は、ぜひ一度、当院まで相談下さい。
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【記事監修】 大西 勝 院長 医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。 |
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