9:30〜17:30(土曜16:30まで)
※休診日は木曜・日曜・祝日。
※13:00~14:00は対応外です。
脂肪溶解注射は顔に何cc必要?部位別の目安を医師が解説【医師監修】大西皮フ科形成外科医院
2024.09.12

あご下や頬をすっきりさせたいけれど、脂肪溶解注射は顔に何cc必要なのか、何回通えばよいのか気になる方は多くいらっしゃいます。本記事では、大西皮フ科形成外科医院の大西院長が、顔の部位別のcc目安、必要な回数、効果の出る時期、打ちすぎのリスクまでを解説します。
![]() |
【監修医師】 大西 勝 院長 医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 国立香川医科大学医学部を卒業。京都大学附属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科ほかを経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。皮膚科・形成外科・美容皮膚科を専門とし、輪郭・小顔治療にも対応。 最終更新日:2026年7月 ※医療情報は定期的に見直しています |

顔の脂肪溶解注射は、1回あたり1〜5ccが目安です。あご下・頬・エラなど部位や脂肪の量によって適量が変わり、狭い範囲なら少なく、広い範囲なら多くなります。
「何ccで確実に効く」と一律に決めることはできません。脂肪の量、輪郭、骨格によって必要量が違うためです。以下は一般的な部位別の目安です。ご自身のケースは診察で確認してください。
| 部位 | 1回あたりのcc目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| あご下(二重あご) | 2〜4cc程度 | 顔で最も人気の部位。変化を実感しやすい |
| 頬(ほほ) | 1〜3cc程度 | 入れすぎるとたるみやこけて見えるリスクに注意 |
| エラ・フェイスライン | 2〜4cc程度 | 脂肪由来の張りに有効。筋肉の張りは対象外 |
| 口横(マリオネット周辺) | 1〜2cc程度 | 範囲が狭く、少量で調整する |
cc目安は一般的なもので、薬剤の種類や脂肪量により異なります。実際の注入量は診察のうえ医師が決定します。
脂肪溶解注射とは、脂肪を溶かす薬剤を注入し、脂肪細胞そのものを減らして部分痩せを目指す施術です。溶けた脂肪は体外へ排出されます。
大人になると脂肪細胞の数は増減しにくくなりますが、脂肪溶解注射は脂肪細胞の数自体を減らすため、リバウンドしにくいとされています。メスを使わず注射で行うため、切開を伴う施術に比べて受けやすい点が特徴です。狙った部位だけに打てるので、ダイエットでは難しい部分痩せに向いています。
薬剤は、脂肪細胞の膜を壊す成分を含んでいます。壊れた脂肪細胞は分解され、老廃物として時間をかけて体外へ排出されます。一度壊れた脂肪細胞は元に戻らないため、同じ部位が再び太りにくくなるのがこの施術の考え方です。ただし残った脂肪細胞が大きくなれば太ることはあるため、施術後も体重管理は必要です。

注入量は、脂肪の量・範囲・骨格・なりたい仕上がり、そして使用する薬剤によって決まります。多ければよいわけではなく、適量を見極めることが重要です。
注入量が少なすぎると効果を実感しにくく、多すぎると必要な脂肪まで減ってたるみやこけの原因になります。特に頬は、脂肪を取りすぎると老けた印象になりやすい部位です。初回は控えめに入れ、経過を見ながら追加していく進め方が安全です。

顔の脂肪溶解注射は、3〜5回を目安に、2〜4週間おきに繰り返すのが一般的です。効果は1回では出にくく、施術を重ねるごとに少しずつ変化していきます。
脂肪が溶けて体外へ排出されるには時間がかかるため、効果はゆっくり現れます。1回で劇的に変わるものではなく、回数を重ねて理想に近づけていく施術と考えてください。
| 項目 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 必要な回数 | 3〜5回程度 | 脂肪量や目標により増減する |
| 施術の間隔 | 2〜4週間おき | 薬剤や体調に合わせて調整 |
| 効果を感じ始める時期 | 2回目以降〜1カ月ほど | 溶けた脂肪の排出に時間がかかる |
| 完成の目安 | 最終施術から1〜2カ月 | 徐々に落ち着いていく |
効果や必要回数には個人差があります。上記は一般的な目安で、実際は脂肪量や薬剤により異なります。推奨回数・施術間隔の詳細は、診察時に医師がご説明します。
1回だけ試したい方も、まず受けてみて経過を確認する方法があります。1〜2回で変化を感じられれば継続し、効果を実感しにくい場合は別の方法を検討するという判断もできます。焦らず、経過を見ながら回数を決めていきましょう。
脂肪溶解注射で減らした脂肪細胞は再生しないため、効果は基本的に持続します。同じ部位が元の状態に戻ることは起こりにくいと考えられています。
ただし、残っている脂肪細胞が大きくなれば、その部位が再びふっくらすることはあります。暴飲暴食や運動不足で全身的に太れば、顔にも影響します。せっかくの効果を保つためにも、施術後は基本的な生活習慣を整えておくことが大切です。整えておけば、注射で作った輪郭を長く楽しめます。
脂肪溶解注射の薬剤は大きく、腫れが少なくマイルドに効くタイプと、脂肪を減らす力が強いぶん腫れも出やすいタイプに分かれます。目的とダウンタイムの許容度で選びます。
薬剤によって1回あたりの効果とダウンタイムの強さが変わります。イベントまで日がない方は腫れの少ないタイプ、しっかり減らしたい方は効果の強いタイプが向いています。
| タイプ | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| マイルドタイプ | 1回の効果は穏やか。腫れが少なく回数を重ねて調整 | ダウンタイムを抑えたい、初めての方 |
| 高効果タイプ | 1回で脂肪を減らす力が強い。腫れが出やすい | 少ない回数でしっかり減らしたい方 |
当院では、脂肪溶解注射として数種類の薬剤をご用意しており、代表的なものが「FatX core(ファットエックス コア)」です。どの薬剤・どの量が適しているかは、脂肪の状態やご希望のダウンタイムをふまえて医師がご提案します。
脂肪溶解注射は打ちすぎると、必要な脂肪まで減ってしまい、たるみやこけた印象の原因になります。特に頬は、脂肪を取りすぎると一気に老けて見えるため注意が必要です。
「たくさん打てば早く痩せる」という考えは危険です。顔の脂肪は輪郭の若々しさを支えており、取りすぎると取り返しがつきにくくなります。次のようなリスクを知っておいてください。
だからこそ、量そのものより「どこに、どれだけ入れるか」という設計が仕上がりを左右します。脂肪を減らすべき部位と、残すべき部位を見極める判断は、医師の経験によるところが大きくなります。安さや回数だけでクリニックを選ばず、輪郭全体のバランスを診てくれるかどうかを重視してください。
脂肪溶解注射が対象にできるのは、あくまで皮下脂肪です。次のような原因による膨らみや張りは、注射では変化しにくいため注意が必要です。
「あご下の脂肪」と「エラの筋肉の張り」は原因がまったく異なり、脂肪溶解注射で対応できるのは前者だけです。原因を取り違えると、打っても効果が出ません。まず何が膨らみの原因かを診察で見極めることが、遠回りをしない近道です。

脂肪溶解注射はダウンタイムが比較的短い施術ですが、注入部位に腫れ・赤み・むくみ・内出血が出ることがあります。多くは数日〜1週間ほどで落ち着きます。
| 症状 | 出やすさ | 目安の期間 |
|---|---|---|
| 腫れ・むくみ | 出やすい | 数日〜1週間程度 |
| 赤み・熱感 | 出ることがある | 数日程度 |
| 内出血 | 出ることがある | 1〜2週間程度 |
| 筋肉痛のような痛み・ツッパリ感 | 出ることがある | 数日程度 |
症状の強さは、薬剤の種類・注入量・体質・体調によって変わります。まれにアレルギー反応が出ることもあるため、アレルギー体質の方はカウンセリングで必ずお伝えください。
施術後に気をつけたいことは次のとおりです。
脂肪溶解注射は注射で少しずつ脂肪を減らす施術、脂肪吸引は脂肪を物理的に取り除く手術です。手軽さを取るか、1回での大きな変化を取るかで選び方が変わります。
どちらが優れているということではなく、目的とダウンタイムの許容度によって適した方法が異なります。
| 比較項目 | 脂肪溶解注射 | 脂肪吸引 |
|---|---|---|
| 方法 | 注射で薬剤を注入する | カニューレで脂肪を吸い出す手術 |
| 1回の変化 | 穏やか。回数を重ねる | 大きい。1回で完了することが多い |
| ダウンタイム | 短い(数日〜1週間程度) | 長い(腫れ・圧迫が数週間) |
| 向いている脂肪量 | 少なめ〜中程度 | 多め |
| 手軽さ | 高い | 手術のため負担は大きい |
少量をこまめに調整したい、まず手軽に試したいという方は脂肪溶解注射が向いています。脂肪が多く1回でしっかり変えたい方は、脂肪吸引が選択肢になります。どちらが適するかは診察でご相談ください。
溶けた脂肪の排出を助ける生活を意識すると、効果を実感しやすくなります。水分をしっかりとり、血流を保つことがポイントです。
脂肪溶解注射は、打った後の過ごし方も仕上がりに関わります。とはいえ特別なことをする必要はなく、水分補給と軽い運動、バランスのよい食事という基本を続けるだけで十分です。無理な食事制限はかえって体調を崩すため避けてください。効果を焦って自己流のマッサージを強くおこなうと、内出血を長引かせることがあるので注意しましょう。
後悔を防ぐ最大のポイントは、量ではなく仕上がりで相談することです。「何cc入れるか」より「どんな輪郭になりたいか」を共有し、実績のある医師に設計を任せましょう。
脂肪溶解注射は、足すことはできても、減らしすぎた脂肪を戻すのは困難です。迷ったら少なめから始めるのが鉄則です。安さを重視して必要な回数を削ると、かえって満足度が下がることもあります。
| 向いている人 | 向いていない人 | |
|---|---|---|
| 脂肪の量 | 少なめ〜中程度の皮下脂肪が気になる | 脂肪が非常に多く、1回で大きく変えたい |
| 希望する変化 | 少しずつ自然に整えたい | 即効性・1回での完了を求める |
| ダウンタイム | 長い休みを取りにくい | 長期のダウンタイムを許容できる |
| 悩みの原因 | 皮下脂肪による膨らみ | 筋肉や骨格の張り |
向いていないケースに当てはまっても、別の治療で対応できることがほとんどです。大切なのは、自分の悩みの原因に合った方法を選ぶことです。脂肪溶解注射にこだわらず、まず原因を確認したうえで最適な方法を相談してください。
| 当院では、脂肪の状態と輪郭全体のバランスを診たうえで、注入量と回数をご提案しています。「顔に何cc必要か知りたい」「たるませずにすっきりさせたい」というご相談も歓迎します。まずはお気軽にご相談ください。 ▶ 当院の脂肪溶解注射「FatX core」はこちら ▶ メディカルダイエット・部分やせの一覧はこちら |
ご予約、ご相談はお気軽に!
滋賀県大津市粟津町4-7
(JR石山駅前近江鉄道ビル3F) MAP
■診療科目
皮膚科・形成外科・美容皮膚科・美容外科
※完全予約制
診察のご予約はこちら
■診療日時
【平日】09:30~17:30
<電話受付は17:00まで>
※13:00~14:00は対応時間外となります。
※社内研修のある火曜日は診療時間が変動いたします。
「当院からのお知らせ」よりご確認下さい。
【土】09:30~16:30
<電話受付は16:00まで>
■休診日 木曜日、日曜日、祝日
大西メディカルラボ

滋賀県大津市粟津町4-7
(JR石山駅前近江鉄道ビル2F)MAP
■診療科目
メディカルエステ
※完全予約制
■診療日時
【月・火・水・金】09:30~17:15
<電話受付は17:30まで>
※社内研修のある火曜日は診療時間が変動いたします。
「当院からのお知らせ」よりご確認下さい。
【土】09:30~16:15
<電話受付は16:30まで>
■休診日 木曜日、日曜日、祝日