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2024.11.14
AGA治療を受ける際に、費用がどのくらいかかるか気にされる方は多く、保険が適用になるかどうかも事前に確認しておくことが大切です。
基本的にいうとAGAは保険適用されず、医療費控除も対象外のため全額自己負担になります。しかし、診察によって薄毛の原因がAGAでなかったと判断された場合は、保険適用になるケースもあります。
これから、AGA治療の保険適用や、医療費控除の対象になるかどうか、費用を少しでも安く抑える方法などを解説します。AGA治療を受けるか検討中の方はぜひ参考にしてみて下さい。
結論からいうと、AGA治療は保険適用外になります。風邪や怪我、内臓疾患などと違い、AGAは生命に関わる病気ではないと判断されるため、保険適用されず自由診療で行われます。
自由診療での費用は全額自己負担ですが、患者様と医療機関で相談しながら、ご自身の症状に合った治療法を選び、最先端の医療技術や薬剤の使用なども可能です。
医療機関によって料金や治療方法が異なる場合があるため、検討する際にはいくつかのクリニックを比較すると良いでしょう。
AGAは健康そのものに悪影響が及ぶ心配がないとみなされ、大半のケースでは保険を適用できません。ですが保険適用される場合もあります。
例えばAGAだと思ってクリニックを受診した際に頭皮の炎症が認められた場合、炎症に対する治療のみ保険を適用できます。
つまり、AGA治療に保険適用はなくても、頭皮で起きたトラブルの治療にのみ保険が適用されます。保険適用できる頭皮トラブルとは、脂漏性皮膚炎や接触性皮膚炎、円形脱毛症、抜け毛症などです。
このように、疾患による頭皮トラブルを治療する場合のみ保険が適用され、医療費控除も可能です。
医師の診断を受けなければ、保険適用かどうかはわかりませんので、頭皮トラブルが起きた時は、自己判断するのではなく必ず医師の診察を受けましょう。
医療費控除は、その年の1月1日から12月31日までの間に合計で10万円以上、治療目的の医療費を納税者やその家族が支払った場合に受けられる控除です。
この医療費控除の医療費と認められるのは、治療を受けないと健康的な生活を送ることが難しい病気の治療費です。
AGAの治療は、容貌を変えるための美容目的にあたり、受けなくても健康的な生活を送れるため、医療費控除における医療費に算入できません。
【費用相場について】
AGA治療にかかる費用は、通院するクリニックや使用する薬剤、薬の服用量などによって異なります。薄毛の進行度合いによって変わってきます。
一般的に、内服薬による治療の場合は、月々8,000〜30,000円が相場です。内服薬はAGA治療法の中でも始めやすく、費用も比較的安いのが特徴です。
代表的な薬としては「フィナステリド」や「デュタステリド」があり、AGAの主な原因である男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑え、脱毛の進行を遅らせる効果があります。
外用薬による治療の場合には、月々7,000〜15,000円が相場です。外用薬は、頭皮に直接塗布するタイプで、内服薬と併用が可能です。代表的な薬として「ミノキシジル」があり、血流を改善して毛包を刺激することで発毛を促進します。
注入治療による治療の場合には、1回20,000〜80,000円が相場です。
成長因子やビタミン、ミネラルなど、発毛に効果的とされる成分を頭皮に直接注入する治療法で毛髪の成長を促進します。
そのほか、自毛植毛による治療には、300,000〜2,000,000円の費用がかかる場合があります。
【安く抑える方法】
AGAは遺伝性が強く、治療をやめてしまうと再び進行していきますので、自分に合った治療法を見つけることがまず一番大切です。
その上で費用を抑えつつ、長く続けることで効果を継続できるといえます。費用を多少なりとも抑える方法には以下のようなことがあります。
早期に治療を始める
治療の開始時期が遅れると、治療をしても発毛効果がないケースや、多くの薬を使用しなければならず治療費が高額になってしまうことがあります。
AGAは進行性のため、だいぶ進んでしまってからだと元の毛量にならない可能性もあります。そのため早期に治療を開始してヘアサイクルの周期を正常化させ、抜け毛を減らしていきましょう。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)を利用する
従来の医薬品(先発医薬品)は、長い間の開発費がかかっていることから値段が高めですが、ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、比較的値段が安く経済的です。
薬の主成分や効能は従来の医薬品と同じとされています。また「オーソライズド・ジェネリック」という添加物や主成分、製法なども従来の医薬品と同じジェネリック医薬品もあります。
オンライン診療を利用する
AGA治療は、オンライン診療も可能です。オンライン診療だと通院の手間や交通費を節約できます。自宅から気軽に受診でき、医師の処方による安全な治療薬の処方が可能です。
AGAの場合は保険が適用されませんが、早めに治療を受けることで長期的な治療費の節約になることが多いです。
AGAは高額な治療をすれば改善するとは限りません。また、すぐに投薬を止めてしまうと、徐々に薄毛へと戻ってしまうこともあります。
大事なのは、医師と相談しながらご自身の予算の中で最善の治療法を選ぶことです。
当院ではカウンセリングで治療費についても相談できますので、薄毛が気になる方はできるだけ早めに当院までご相談下さい。
【記事監修】 大西 勝 院長 医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。 |
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