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2024.12.26
エクステやまつげパーマをする方が多くいらっしゃいますが、そんな中、まつげが抜けやすくなった、薄くなってきたというお悩みを抱える方も増えています。
自まつげが減ってしまっては、せっかく施術しても理想の目元になるのは難しいでしょう。もしどうしても、まつ毛が生えてこないという場合は、なんらかの原因がありますので、皮膚科や美容皮膚科などで専門家のアドバイスや治療を受けることも考慮しましょう。
今回は、まつげが抜けてしまう原因や、まつげを生やすためのケアについてお伝えしつつ、美容皮膚科でのまつ毛育毛についてもご紹介します。
アイメイクによる目元の負担
マスカラやつけまつ毛のほか、特にまつ毛のダメージとなるのがビューラーです。
毛をはさみ、強く引っ張ってカールすることが、まつ毛やまぶたを痛めることになり毛が抜けやすくなります。
ペンシルアイライナーも要注意です。力を入れてなぞっているとまつ毛が抜けてしまうことがあります。
まつ毛パーマの熱やエクステの接着剤
サロンでまつ毛パーマやエクステを受けている方は注意が必要です。
パーマ液や接着剤を塗布したり、熱を加えたりすることから、まつ毛の組織を壊して、皮膚に負担がかかるといえます。また施術者の技術や器具などによっても、まつ毛へ一層ダメージが伝わることも考えられます。
クレンジングの摩擦
アイメイクをクレンジングで落とす際に、まぶたやまつ毛を擦ることになってそのダメージが蓄積していることもあります。
強くこすると目元の必要な油脂まで落としてしまうことになります。そして乾燥から皮膚や毛根を保護しているバリア機能が低下し、毛が抜ける原因となってしまいます。
ストレスや冷え
毎日少なからず受けているストレスも、まつ毛が抜ける原因になっています。
精神的ストレスは自律神経のバランスを乱し、血行不良となり冷え性などを引き起こします。内臓をはじめ全身の血行が滞って目元にも栄養が届かなくなれば、まつ毛も細く弱くなって抜け毛が増えることになります。
まつ毛貧毛症の場合
アイメイクもしないし、特に目元のクレンジングもしていない、規則正しい生活を送っているのにまつ毛が大量に抜けるという方は、まつ毛貧毛症の可能性があります。
まつ毛が短い、少ない、細いなど不十分な状態のことをまつ毛貧毛症いいます。
年齢を重ねるとまつ毛も長さや濃さが減って、弱々しくなっていくものですが、アトピー性皮膚炎や皮膚疾患、抗がん剤などの薬の副作用でまつ毛が抜けることもあります。
間違ったまつ毛ケアを続けることで毛包周辺へのダメージが重なり、引き金になることも。
普段のまつ毛ケアを見直してみても改善がないという場合は、医療機関で診察することが必要です。
市販のまつ毛美容液には、まつ毛に栄養を与え、健康で強い状態を保つための成分が含まれています。製品によってはコラーゲンやヒアルロン酸など目元を保湿するための成分も含まれていることがあります。
まつ毛が傷みにくくなり、成長を促す効果が期待できますが、育毛効果が保証されているわけではありません。
また、効果はその方によって違うため、すべて同じ結果が出るわけではありません。
一方、医療用まつ毛育毛剤には、毛を長く、太く、強くするための成分が含まれています。
受けたダメージを修復し成長を促す効果が期待できます。
含まれているのはビマトプロストという薬剤で、まつ毛の周期に作用して成長期を延ばすことで、既存の毛を強くする効果があるとされています。
個人差もありますが、まつ毛が自然に生え変わる1~3ヶ月の間に徐々に効果を実感できます。
※まつ毛の生え変わりの周期※
毛が生えている場所によって毛周期は異なり、個人差もありますが、まつ毛は1カ月から3、4カ月で生え変わります。頭の毛や体毛に比べてサイクルが短いのが特徴です。
そのためにまつ毛は頭髪のように伸び続けることなく抜け変わり、一定の長さを保っています。
毛がなくなった範囲が小さければ、エクステでも対応することはできますが、リスクもあるためおすすめはできません。部分的に脱毛してしまった時には、以下のケアを試みてみましょう。
まつ毛美容液で栄養補給
まつ毛が抜けるのを防ぎ、丈夫に育てるためには、毛を生やす細胞に栄養を与えることが必要ですので、まつ毛美容液や医療用育毛剤を使ってみることをおすすめします。
朝と晩に使用しますが、特に寝ている間は成長ホルモンが生成されるため、栄養が行き渡りやすくなります。寝る前に塗ることでより効果的に栄養が届いて成長が促されます。
アイメイクやクレンジングを見直す
まつ毛の抜け毛が気になったら、アイメイクやビューラーを使うのを一旦止めてみることで負担を減らせます。クレンジングも控えるか、できるだけ優しく行いましょう。
摩擦を最小限に抑えて、優しく汚れを取り除けるタイプに替えるのもおすすめです。
生活習慣を整え、まつ毛が育ちやすい環境に
まつ毛を成長させるホルモンの働きが活性化するような生活を送るようにしましょう。
まぶたを清潔に保ち、潤いを与えること、大豆や肉類などのタンパク質や、海藻、貝類など、髪に良い食材を積極的に摂って栄養バランスのよい食事に努めてみて下さい。
睡眠を十分に取り、規則正しい生活を心がけ、まつ毛が生える土台を作っていきましょう。
まつ毛が減ってきたと感じる方、もともとまつ毛が短い、少ないのをなんとかしたいという方は医療機関で治療できます。
まつ毛貧毛症は、患者様によって程度も様々で、皮膚疾患の影響や薬剤によって発症するケースもあります。
ご自身のまつ毛が、少ない、短い、細い、不足している…と思ったら、皮膚科や美容外科、などの病院を受診してみましょう。
当院でまつ毛育毛のために使っているグラッシュビスタ製剤は、国内で初めて承認された唯一の治療薬です。市販されている“まつ毛美容液”とは違い、医療用に開発された育毛を目的としています。
グラッシュビスタ製剤が供給困難な際に用いることがあるのが、そのジェネリック品(代替え品)のルミガンです。
どちらも医師の診察のもとで処方され、毛の長さや豊かさ、濃さを改善していきます。
この二つには「ビマトプロスト」という成分が含まれていますが、いくつか違いもあります。
グラッシュビスタは、まつ毛貧毛症治療薬として厚生労働省で承認が取れていますので、もし、副反応で皮膚トラブルがあった際は救済給付を受けられます。しかし、ルミガンはこの制度を用いることはできないという点があります。
そういったことをご理解の上、副反応が出た際に保障があった方が安心という方は、
グラッシュビスタを。成分が同じならば価格が低い方を試してみたい、という方はルミガンを選んで頂くということもできます。
まつ毛が抜けてしまう原因でよくあるのが、過度なアイメイクによる刺激がもとになって毛包周辺へダメージが生じることです。
まつ毛は、加齢によっても長さや濃さが減り、弱々しくなっていきますし、アトピー性皮膚炎や皮膚疾患、抗がん剤などの薬の副作用でも抜けることもあります。
当院では患者様の状態を丁寧に診察して、適切な治療をおすすめしています。
まつ毛を濃く美しく育てたいという方、日頃のケアを見直しても改善がない、不安を感じるという方はお気軽に当院までご相談下さい。
【記事監修】 大西 勝 院長 医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。 |
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