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2021.09.22

アザ治療、「ドライアイス治療」ってどんな方法?

アザ治療は「切除・縫合」しなくてもできます!

イメージ写真
アザは目立つ部分にあったり、
大きかったりすると
つらい悩みを抱える原因
なってしまうこともあります。

そんなアザの治療として、
ひと昔から行われてきた方法が
アザを切除し皮膚を移植、
縫い合わせる外科的治療です。

現在も大きいアザの場合は、
この治療を紹介されることもあります。

でもアザを除去できたとしても、
手術後にケロイドや傷痕の縁が線状に盛り上る
ドッグイヤーといわれる痕が残ります。

現在ではレーザーやドライアイスなどで、
早期に確実に、そして安全に行える
治療法がありますから、
アザの種類に合わせて
適切な治療法を選択していただけます。

ドライアイス治療とは?

イメージ写真
おでこや腕、下肢などに見られる
小さいお子供様の黒アザの治療は、
形成外科医が状態を診ながら選択していきます。

当院では成長期のお子供様には、
レーザー治療のほかに
ドライアイス療法もおすすめしております。

昔から行っているやり方に、
冷凍治療という皮膚科的治療があります。

ドライアイスや液体窒素を用いて、
アザの表面を凍らす方法です。

軽く皮膚に凍傷を起すことによって
組織を壊死に陥らせて、
色素細胞を減らしていくというもの。

アザを直接凍結させると、
壊死した組織の下の皮膚が
再び細胞分裂を始めます。

何回かこの治療を繰り返すことで、
新しい皮膚が生まれ変わり、
アザの要因を絶つことができます。

ドライアイス治療は、
凍傷を負わせることで血行を良くしたり、
免疫機能を集中させたりする作用があり、
黒アザのほか、シミ、肝斑、
イボの治療にも行っています。

黒アザ(色素性母斑)治療の事例

アザ治療はなにより早期治療が大切です。
レーザー治療でもそれが可能ですが、
保険適応外で費用も高くなりがちという点も考慮して、
ドライアイス治療をおすすめすることが多いです。

特に乳幼児などに見られる黒アザの場合であれば、
できるだけ早期スタートすれば
キレイに治ってきます。

その実例として、
当院に来院された赤ちゃんから
6歳のお子様の治療例をご紹介します。

 


 

当院でのアザ治療写真(生後6か月、術前) 当院でのアザ治療写真(生後6か月、術後)

■生後6か月■
下腿の2㎝大の黒アザ

大きめのアザは小学生になって
麻酔をかけた手術も選択できます。

でも体が大きくなるとアザも大きくなるため、
こういう症例も生後なるべく早期で
ドライアイスを用いて治療します。

3週間おきに計17回の
ドライアイス治療をしました。

最後の治療から約1年、
3歳になった時には、
黒い色は取れています。

うっすら赤みが見られましたが、
これはだんだんと消えていきます。

 
当院でのアザ治療写真(生後8か月、術前) 当院でのアザ治療写真(生後8か月、術後)

■生後8か月■
おでこ付近の頭部の黒アザ

おでこや頭にできている色の濃いアザも、
生後なるべく早くドライアイス治療を行います。

生後8カ月から3週間に1回で始め、
計8回のドライアイス治療を行いました。

その最終治療から約3カ月後には、
黒い色も傷痕もなく、
将来丸刈りにしても
どこにあったかわからないほどになりました。

 


当院でのアザ治療写真(1歳、術前) 当院でのアザ治療写真(1歳、術後)

■1歳の幼児■
ひざ裏の直径1㎝黒アザ(大き目のホクロ)

この時は直径1㎝程ですが、
成長して直径2、3cmともなると
縫合もレーザーも大変なので
ドライアイスで治します。

約3週間おきに合計13回
ドライアイス治療をしました。
その最終治療から約2カ月後には、
ほとんど黒いアザがあったとわからないまで、
きれいになりました。

 
当院でのアザ治療写真(6歳、術前) 当院でのアザ治療写真(6歳、術後)

■ 6歳のお子さん■
上腕3、4㎝×2㎝ほどの黒アザ

はっきりと大きめに出ている上腕の黒アザは、
通常は切除する方法をすすめられることも
多いケースです。

ただ切除はドッグイヤーという
手術後の痕が残るため、
この患者様にもドライアイス治療を行いました。

 3週間に1度、計17回ほどの
ドライアイス治療を行い、
最終治療から1年4ヶ月後、
10歳で黒アザは消えました。

どんなアザも、まずは当院までご相談ください! (予約必須)

大西 勝
当院では、レーザーや手術、
ドライアイス、グラインダー、
外用薬など様々な治療法を駆使して、
アザ治療にあたっています。

その時その時、最高最善の治療を行い、
アザに関するあらゆる疑問やお迷い、
悩みを丁寧にお聞きし解決致します。

乳幼児の黒アザは、
生後まもなくの早期に治療を開始すれば、
少ない回数で治療が完了します。

不安がある方や、
どんな治療をするのがよいか
迷われている方も、
まずは一度相談にお越し下さい。

あざ治療についてはこちらから




 


大西 勝        【記事監修】
大西 勝 院長
医療法人 大美会
大西皮フ科形成外科医院

国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。



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