シミ取りには、ノーリス（フォトIPL治療）とピコレーザーどっち？

紫外線対策をしていたのに、いつの間にか顔にシミができていてショックを受けたことのある方は多いと思います。そして普段のスキンケアでシミを消すのは難しい、と感じていらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時シミ取り施術を調べるとまず目にするのが「シミ取りレーザー」です。

ただそれ以外にも方法はあるので何を選ぼうかと検討されている方に、今回はノーリス（フォト(IPL)治療）とピコレーザーをピックアップして、機器や治療方法、ダウンタイムなどの違いをお伝えしていきます。

ノーリス（フォト(IPL)光治療）

肌全体の透明感アップ＆赤み改善に！

シミのほか、くすみ、シワ、ニキビ跡、赤みなど肌悩みが重なっている場ノーリスノーリス（フォト(IPL)治療）がおすすめです。ノーリスとは、複数の波長を持つ光エネルギーを照射し、シミやそばかすなどの原因となるメラニン色素や赤みの原因となるヘモグロビン（血色素）にダメージを与えます。

異なる波長で複数のトラブルにアプローチすることができ、コラーゲン生成作用や毛穴の開きにも効果があるため、シミや肌の赤みを改善するとともに肌全体の透明感アップなど総合的な美白ケアも行えます。

ピコレーザー

濃いシミ、薄いシミ、肝斑などに対応！

ピコレーザーは、従来のレーザーやノーリスでは反応しない薄いシミや、肝斑などにも対応するレーザーです。照射モードにピコトーニング、ピコフラクショナル、ピコスポットの3種類があり、これを使い分けることで肌悩みに合わせた治療を行えるのが特徴です。

●ピコトーニングは、低出力レーザーで広い範囲に照射し、メラニンを少しずつ減らします。肝斑にも対応でき、他のレーザー治療で改善の見られないケースにも用いられます。

●ピコフラクショナルは、点状に集中して肌の深部に当て、新しい皮膚の再生を促しニキビやニキビ跡、小ジワ、ハリなど総合的な肌質の改善が期待できます。

●ピコスポットは、出力の強いレーザーでシミなどに集中的に短時間で照射し、アートメイクなども除去できます。

ノーリス(フォト(IPL)光治療）

カメラのフラッシュのような光で照射を行うのが、ノーリス（フォト(IPL)治療）です。幅広く短い波長のためマイルドな照射になり、肌の浅い部分にも効果を発揮します。シミやくすみ、そばかすなど一回の施術で効果が感じられるまで2日〜10日ほど。より高い改善をご希望の方や効果を持続させたい場合は、複数回の施術をされることをおすすめします。

ノーリスは、一度でピンポイントに高い効果を期待するのではなく、顔全体の色味を均一に整えながら、肌質改善にもアプローチすることを目的としています。

ピコレーザー

照射モードを切り替えることで、シミ取りだけではなく様々なお肌の悩みに効果を発揮するのがこのマシンの特徴です。波長が長く、パルス幅が短いので弱い出力でもピンポイントでレーザーを照射でき、肌の深いところの治療が可能です。また、より速いピコ秒レーザーの衝撃波で、肝斑などもメラニン色素が微粒子サイズに砕かれるので、色素沈着のリスクも少なく治療できます。

＜当院の人気治療＞

ノーリス(フォト(IP)治療）

軽い痛み以外の副作用はほとんどありません。治療後にやや肌に赤みやほてりが出ることはありますが、火傷の心配はいりません。当日からメイクも可能です。

ピコレーザー

シミの中にはレーザーが効くもの、効かないもの、肌質によっても反応が異なる場合もあります。実際の施術にあたってはしっかりと医師の診察を受けることが大切です。そのことを踏まえた上で、どんなシミに適しているかそれぞれの治療ポイントを整理してみました。

【ノーリス（フォト(IPL)治療）】

☑シミ、そばかすが広い範囲にある方

☑赤みとシミが混在している方

☑周りにバレずにシミをなくしたい方

☑シミ取り以外にもお肌の総合レベルを上げたい方

☑ダウンタイムがない治療がしたい方

【ピコレーザー】

☑目立つ濃いシミがある方

☑濃くなってきた肝斑

☑刺青やタトゥーを除去したい方

☑１回で何とかしたい方

☑ダウンタイムがあっても問題ない方

☑肌全体のトーンアップ（ピコトーニング）

肌の老化を強調してしまうシミ。一度できるとスキンケアでは解決できないため、レーザーで一気に除去したいけど、痛みや副作用が怖い。そんな方には気軽に受けやすく、しっかりと効果も期待できるピコレーザーやノーリス(フォト(IPL)治療）がおすすめです。

 ＼ シミ治療について もっと知りたい！／

【当院のピコレーザーはこちら】

【当院のノーリス(フォト(IPL)治療)はこちら】

【記事監修】 大西 勝　院長 医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成９年より大西皮フ科形成外科医院を開業。