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2025.01.16
顔や手足、背中など、様々な場所にできる「ほくろ」。そんなほくろを取りたいものの、皮膚科や美容外科、美容皮膚科のどこで施術を受けたらいいか分からない方もいらっしゃるでしょう。
そこでこれから一般の皮膚科と美容クリニック(美容外科・美容皮膚科)のほくろ除去について解説します。
また、保険適用される条件についてもご説明しますので、ほくろを取り除くことを検討されている場合、どちらを選べば良いか参考にしてみて下さい。ご自身の状態に合わせて、適切な医療機関を受診しましょう。
施術の違い
皮膚科は、炎症や痛みを伴う皮膚疾患や病気の治癒を目的としています。
ほくろには様々な種類があり、病気によるものの場合は皮膚科を受診することが望ましいといえます。保険適用で取りたいという方は、一度、皮膚科を受診して医師に診察してもらうことが必要です。
皮膚科で一番優先されるのは、再発しないことですので、治療期間が長期になる可能性があります。
美容外科や美容皮膚科は、見た目の形を美しくして容姿を整えることを目的としています。
そのため、ほくろもきれいに取り除くことに重点を置いており、その施術方法も豊富です。
メスを用いた手術のほか、メスを使わないマシンやレーザー照射などの施術で肌の美しさを保つものもあり、失敗のリスクも少なく、ダウンタイムもほとんどなく美しい状態に近づけます。
外見によるコンプレックスをなくしたい場合には、美容外科や美容皮膚科を選ぶのが良いといえそうです。
どちらがキレイに治るのか?
メラノーマなどの悪性のほくろは、傷が残るかどうかよりも、再発防止を第一に考えることになります。
そのため、再発しない治療を最優先とする「皮膚科」がおすすめです。
皮膚科では、仕上がりのきれいさの優先順位が低くなるケースもあります。
一方で、ほくろによる見た目で悩んでいる方は、「美容外科」での治療をおすすめします。
美容外科では傷跡が残らない、術後の仕上がりに配慮した施術を受けることができます。
これまでのお悩みやコンプレックスを解消できることで、自信が持てるようになり、以前より気持ちも表情も明るくなるといったことが期待できるでしょう。
実際に、皮膚科で治療を行った際に傷跡が残ったために、美容外科を訪れて再度修正を依頼されるケースもあります。
美容外科では、術後の肌の美しさに配慮した施術を行いますので、きれいに仕上げたい方には美容外科がおすすめです。
費用の違い
皮膚科と、美容外科および美容皮膚科での除去の費用に関しては、ほくろのある位置や大きさ、その施術方法などによって決まります。
保険診療が適用されるかどうかによっても値段は違ってきますが、自由診療の場合には、美しい仕上がりが望める、色々な治療方法が選べるなどのメリットもあります。
また、小さいほくろであれば自由診療のほうが安いこともあります。
診察によって医師が悪性と判断したり、メラノーマと呼ばれる皮膚がんと診断した場合は、健康上に支障をきたすため、保険適用となります。
ただメラノサイト(色素細胞)と呼ばれる細胞が腫瘍化しても、それが良性の場合は問題ないと判断され、治療対象にならない場合もあるといえます。
悪性腫瘍のほくろやメラノーマの場合には、左右の形が非対称である、輪郭がギザギザしている、はっきりした丸や楕円形でない、色が滲んでいる、形や色、大きさが年々変わるなどの特徴が見られます。
一見普通のほくろに見えてもメラノーマや悪性腫瘍の可能性もあるため、早めに切除する必要があります。
悪性腫瘍やメラノーマではなくても、ほくろがあることで生活に問題が生じている場合も保険適用になる可能性が高いです。
目元にある大きなほくろが視界を遮っている、どんどん大きくなった、よく出血するなど、何らか生活に支障をきたしているなどは、保険適用になることもあるでしょう。
気になる方は早めに一度、皮膚科で医師に診察してもらうことをおすすめします。
ほくろを取り除く方法は、大きく分けて「レーザー」「電気メス」「切開法」があります。切開法はメスで切開して取り除くため、費用が高めの傾向にあります。
治療費は、ほくろのある位置や大きさのほか、施術方法によって変わってきます。大体の相場は、ほくろ1個につき、2mm未満の大きさだと5,000円ほど、2~4mmだと10,000〜16,000円、4~5mmの場合は13,000~60,000円というケースが多いようです。
施術方法は、レーザー、電気メス、切開法などが行われ、ほくろが小さければ自由診療の方が、保険診療より費用が抑えられることもあります。
ほくろは、皮膚科でも美容外科や美容皮膚科でも取ることが可能です。ほくろが、実は皮膚がんのメラノーマだったということもありますので、皮膚科での受診が必要なケースもあります。
一方、美容外科や美容皮膚科では、体の表面の異常を機能的かつ見た目的に正常な状態にする治療を行います。
傷跡を目立たなくすることはもちろん、いかにきれいに仕上げるかを考えて行います。
施術法は、ほくろの部位、大きさ、形状によって変わってきますので、当院ではこれらを理解して頂いた上で患者様に合った施術法を決定していきます。ほくろでお悩みの方は、ぜひ当院までご相談下さい。
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【記事監修】 大西 勝 院長 医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。 |
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