乳頭・乳輪にお悩みなら、京都・滋賀の大西皮フ科形成外科医院

乳首、乳輪に関する治療

• 陥没乳頭
• 乳輪縮小
• 乳頭縮小
• 分裂乳首
• モントゴメリー腺除去
• 副乳切除術
• 乳輪の脱毛
• 乳首・乳輪の黒ずみ除去
• 料金

陥没乳頭 ※陥没乳頭の保険適応は滋賀石山院のみです。

陥没乳頭とは、乳頭（乳首）が表面に出ず陥没している状態のことを言い、 生まれつきの場合や炎症などにより後天的に凹んでしまった場合が原因で起こります。
陥没乳頭の方は、赤ちゃんへの授乳が難しかったり、乳頭の炎症や乳腺炎などを引き起こしたりします。 そのため、手術は見た目や衛生面、機能面を考えて行います。
軽度・重度を含めて成人女性の約10人に一人は発症します。女性のみならず男性にもある症状です。

陥没乳頭の症状

陥没乳頭の症状の程度は大きく下記の3段階で分けられます。

Grade1：指などで乳首を簡単に突出させることができるが、しばらくすると元に戻ってしまう
Grade2：指などでなんとか乳首を突出させることができるが、離すとすぐに元に戻ってしまう
Grade3：指などで引っ張っても乳首を全く出す事ができない状態

【陥没乳頭術はこんな方にオススメ】
・出産・授乳の予定がある方
・乳頭が完全に埋もれていて見た目が気になる方
・乳頭にかゆみ、痛みがある方
・乳頭の中央にくぼみがある方
・乳頭を普通の人と同じにしたい方
・上半身裸になる機会のある方
・温泉や旅行が好きだけど乳首が気になって裸になれない方

手術の方法

手術は「真皮弁法」や「酒井Ⅱ法」などを症状に合わせ使い分けて行います。

真性陥没乳頭と仮性陥没乳頭に分けられます。 基本的に将来の授乳に備え、大部分の乳管は温存するように手術を行います。 乳頭周囲にジグザグの切開を加え、乳管周囲の繊維組織の癒着を丁寧に剥がし、乳頭を引き出し、再陥没を防ぐための処置を行います。

保険適応と費用

＜40歳未満で将来授乳予定のある方＞
陥没乳頭が原因で、授乳に支障をきたすと考えられる場合は保険適応となります。 また、陥没が酷く、乳腺炎を繰り返す場合などは保険適応となります。
・保険適応自己負担［片側］　25,000円程度
＜美容目的の方＞
保険適応にはならず、保険外治療となります。

起こりうるリスク・副作用

感染、痛み、内出血、左右差、再陥没、壊死、乳腺炎など。

乳輪縮小

乳輪は大きなバストや出産・授乳などの原因によって、伸び広がってしまうことがあります。 日本人の平均的な乳輪の大きさは直径35mm程と言われていますが、乳輪縮小の手術を行う際は、患者様のバストとのバランスやご希望に合わせて大きさを調整します。

■乳輪の直径が「5～6cm以下」の場合【乳頭基部切開法】

乳輪の直径が5～6cm以下の場合は、軽度と診断されます。
その場合、図のような「乳頭基部切開法」がおすすめです。
乳頭基部切開法は、乳頭の周りをドーナツ状に切開・切除・皮下剥離をした後に縫合します。

この手術には2つの問題点あります。
① 切除部の内周と外周が合わない
乳頭に近い内周は外周よりも短いため、内周の長さに合わせて、外周を均等にギャザー状に寄せて丁寧に縫合する必要があります。
キズは乳頭基部なので目立たなくなりますし、ギャザー自体も約半年ほどで目立たなくなります。

② 再度乳頭が広がってしまうリスク
乳頭縮小の手術を受けられる方の多くは、もともとバストの大きな方であるため、乳輪に圧がかかり引っぱられて再び乳輪が広がってしまうリスクがあります。また乳頭も引っぱられて平べったくなります。
このリスクを避けるために、切除した外周部の皮下にサークル状に非吸収糸を這わせて絞り込むように処置をします。これにより圧を解消し、再び乳輪が広がることを防ぎます。

■乳輪の直径が「5～6cm以上」の場合【乳輪外周法】

乳輪の直径が5～6cm以上の場合は、重度と診断されます。
その場合、図のような「乳輪外周法」がおすすめです。
乳輪外周法は乳輪の外縁のグラデーション部分（色素移行部）を切除してしまうため、乳輪の濃い部分と乳房の肌色の境目がはっきりしてしまい不自然になるデメリットがあります。 この手術でも、内周と外周の長さを調整するためのギャザー寄せ縫合や、術後乳輪に圧がかかり過ぎないようにするためのサークル縫合を行います。

■バストの大きい方、再手術の形【フラップ法】

バストが大きく前２法では傷跡がひろがって効果の期待ができない方、再手術を受けたが傷が目立っている方は、フラップ法がおすすめです。

この術式は従来の乳輪の皮膚を切除するのではなく、皮下組織を切除することにより結果的に乳輪を縮ませ、乳輪を小さくする手術です。

起こりうるリスク・副作用

腫れ、内出血、抗生剤や痛みどめによるアレルギー症状、左右差

乳頭縮小

乳頭は生まれつきや出産・授乳が原因で大きくなったり垂れたりします。 このような乳頭を小さくする手術を「乳頭縮小術」といいます。乳頭縮小術では気をつけなくてはならない点が3点あります。『キズ跡が目立たないこと』『授乳機能を温存（乳管を温存）すること』『知覚神経がなくならないこと』に配慮して手術を行います。 一般的には乳頭の直径：乳輪の直径は１：３程度のバランスが良いとされています。その比率をベースにして形を整えていきますが、少し大きめか小さめに調節することも可能です。
乳頭縮小には下記のような手術法があります。

【こんな方にオススメです】
・乳頭が大きくて垂れている
・授乳をきっかけに大きくなってしまった
・乳頭の大きさが左右違う
・若い時から大きさが気になる

■ケーキを切るように楔（くさび）形に切除・縫合する方法

■乳頭基部を環状に切除・縫合し、乳頭をもぐらせて、乳頭の高さを低くする方法

■授乳機能を維持しない場合、V字に切除・縫合する方法

■ 施術時間	約1時間
■ 傷跡	3カ月程度、傷の部分が赤くなりますが、その後は目立たなくなります。傷が気になる場合には、形成術や医療用アートメイクにより修正が可能です。また、他院で行った手術後の傷に対しての修正も行っています。
■ 麻酔	笑気麻酔
■ 入院	必要なし
■ 通院	手術から10日前後に抜糸にご来院いただきます。その後は、1カ月と３カ月後に、定期健診でご来院いただきます。
■ 入浴・シャワー	当日からＯＫです。創部を濡らすことができるのは、抜糸以降になります。

◆ 院長からのコメント ◆

乳頭縮小手術はお若い方だけの手術ではなく、年配の患者様も多いです。
妊娠・出産により乳頭は必ず大きくなってしまいます。
乳頭縮小手術はある意味、バストの若返りアンチエイジング手術と言うこともできます。

分裂乳首

分裂乳頭とは、乳輪に複数の乳頭がある状態、あるいは一つの乳頭が分かれている状態のことです。
このような症状は、生まれつきのものがほとんどですが、ピアスによって裂けたなど後発的な場合もあります。

■こんな方にオススメ

• 見た目が気になる
• 授乳がうまくいかない
• 出産後よけい気になる

■分裂乳頭の手術方法

分裂乳頭の手術は、分裂した乳頭を縫合し1つの乳首に形成する手術です。

起こりうるリスク

腫れ、赤み、痛み、左右差、感染、乳管の閉塞

モントゴメリー腺除去

モントゴメリー腺除去とは

乳輪や乳首に存在する皮脂を分泌している皮脂腺の事です。どなたにも数十個存在します。
数や大きさは個人差があり、発達しすぎるとブツブツが目立ってきます。
ブツブツが目立って気になる場合は 除去することができ、除去方法はホクロやイボを取るように最適な治療法からお選び頂けます。当院では手術又は特殊なレーザー治療を行っております。

■手術

目立つものだけ錘垂形に切除し、きれいに縫合します。

■当院の特殊なレーザー治療（ピンポイントレーザー照射）

当院のレーザー治療は、一般的なレーザーで焼いてしまう治療や切除手術に比べ、極小のキズで、最少のダウンタイムで仕上げることができます。ただし、大きなモントゴメリー腺に対しては1回の治療では縮小効果が不十分で複数回を要することがあり、手術をおすすめすることもあります。

■ 麻酔方法	表面麻酔又は局所麻酔
■ 腫れ	術後数日
■ 施術時間	個数によるが、約10～15分
■ 追加治療	同一部位には約1カ月後から。別部位にはいつでも可。
■ 入浴	当日から可。（手術の場合は、抜糸まで不可）
■ 通院	術後1週間後
■ 術後のケア	術後1～2週間ガーゼ保護

起こりうるリスク

内出血、痛み、傷跡、傷跡の白抜け

副乳切除術

副乳とは？

脇の下から股の付け根の線上に、本来は自然に退化するはずの乳房の基が消えずに残ってしまったものです。
乳頭（乳首）だけが存在する場合と、乳腺も同時に存在する場合があります。

局所麻酔での短時間手術となります。紡錘形に切除し、脇のシワに一致する1本の線に変えます。乳腺も存在し、ふくらみが目立つ場合は、乳腺も一緒に切除します。

起こりうるリスク・副作用

内出血、切開部分の赤み

乳輪の脱毛

医療用脱毛専用レーザー「ソプラノアイス」を用いるので、他の部位と同じく安全確実な永久脱毛が可能です。
乳首など、色素の濃い部分には当てにくいとされているレーザーですが、実は、乳首周りの毛の90％以上は乳輪周囲の通常の皮膚から発毛しているため、レーザー脱毛が可能です。さらにソプラノアイスは多少の色素沈着のある部分でも安全に脱毛施術が可能です。

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起こりうるリスク

赤み、ヒリヒリとした痛み、増毛化、硬毛化

乳首・乳輪の黒ずみ除去

■東大式トレチノイン治療

東大式トレチノイン治療が最も確実かつ効果的です。

【使用法】

1日2回朝晩ぬるだけで1～2ヶ月後に確実な効果が得られます。ただし治療期間中赤くただれたようになりますので、相当な覚悟が必要です。それが無理な方はハイドロキノン外用などがおすすめです。

■ピンクインティメイトシステム

バストトップやデリケートゾーン等の気になる部分の黒ずみを改善する医療用のピーリング剤です。
ピンクインティメイトシステムの含有成分である「クロロ酢酸」「コウジ酸」「バイオ刺激因子」「ビサボロール」が、お肌にハリを与え柔らかくし、トーンを明るくしてくれます。
お顔の美白だけでなく、体の美白もしたい方にオススメです。

＜オススメの使用部位＞

• デリケートゾーン（恥丘、大陰唇、肛門周り）
• 乳首・乳輪
• 脚の付け根
• ワキ
• ひじ・ひざ
• くるぶし 等

【使用法】

【気になる黒ずみ部分にご使用下さい】

十分な量を対象部位に軽くマッサージするように塗布してください。２～３分間そのままにした後、水に湿らせたコットンで余分な液剤を拭き取り、乾いたティッシュで軽く拭きます。皮膚の状態に応じて２～３回以上、塗布を繰り返します。塗布後には、鎮静のため保湿クリームの使用をお勧めします。

起こりうるリスク

赤み、ヒリヒリとした痛み

料金

■ 乳首、乳輪に関する治療
陥没乳頭	保険適応の場合 片側 3割負担の方で	約¥25,000
	保険外治療の場合 片側	¥154,000
	保険外治療の場合 両側	¥308,000
乳頭縮小術	片側	¥165,000
	両側	¥308,000
乳輪縮小術	片側	¥165,000
	両側	¥308,000
分裂乳首 片側		¥154,000
モントゴメリー腺除去		1個　¥22,000～¥55,000
ピンポイントレーザー		¥33,000
副乳切除術		片側　¥55,000～¥165,000
乳輪の脱毛　1回　（５回セットは割引あり）		¥8,800
東大式/トレチノイン　2種セット		¥15,400
ピンクインティメイトシステム		1本（3ml） ¥16,500
※保険適応以外の治療は全て税込価格になります。

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