円形脱毛症の治療について｜京都・滋賀の皮膚科・美容皮膚科・形成外科 大西皮フ科形成外科医院【大津石山,四条烏丸】

今までは家族の心配事や、責任の重い仕事をまかされたり転校した時に起きる精神的ストレスや、何となくだるくて元気が出ないというような、いわゆる自律神経失調が原因ではないかと言われてきました。しかし研究が進み最近では自己免疫説が有力です。
人間には細菌などの外敵からカラダを守る(免疫)という仕組みがあります。その免疫が何らかの原因で自分自身のカラダを外的と間違えて攻撃してしまい、カラダが正常に働けなくなってしまう病気を自己免疫疾患といいます。円形脱毛症では毛を作る場所を、免疫をつかさどるリンパ球が攻撃して、毛を作り出せないように壊してしまうことが分かってきました。
アレルギーの病気や膠原病や慢性甲状腺炎などの自己免疫疾患、精神的ストレスなどが免疫の仕組みを狂わすきっかけになることもあると考えられています。

脱毛部が１ヶ所だけの単発型は３－６ヶ月で放置しても自然に治ることがほとんどです。
抜けている範囲が広いときや単発型でもくり返しておきている場合には治りにくいので治療が必要です。
また一度かかるとくり返してしまうことも多く、再発する割合は５年以内に４０％という調査もあります。

●ステロイド内服、外用、注射
●紫外線療法(VTRAC)　VTRAC(ヴィトラック)の詳細を見る >>
●グリチロン、セファランチン　内服
●冷凍療法
●局所免疫療法